WIFUの研究と教育


ファミリービジネスにおける企業家精神とデジタル化


WIFU 寄附講座「企業家精神とファミリービジネスにおけるデジタル化」では、ファミリービジネスにおけるデジタル化とイノベーションに焦点を当てた研究・教育を行ってきました。当講座では、各種の現象を、組織体制の状況というレベルで考えると同時に、個人とその認識の観点からも考察する研究手法を探っています。私たちの研究は、ファミリービジネスから得られた実証的なデータに基づいているのです。そして研究課題に応じた幅広い定性的、定量的研究手法を用い、理論的な科学的知見と実践的な意味合いとの両面を提示しています。特に以下の研究課題に当講座では取り組んでいます。

– ファミリービジネスにおける(デジタル)変革の推進要因と障壁は何か?
– デジタル・トランスフォーメーションを成功させるためには、どのようなスキルが必要なのか?
– どのようなデジタル・ビジネスモデルが、ファミリービジネスには適しているのか?
– ファミリービジネスでは、企業家精神の取り組みはどのように実施されているのか?
– ファミリービジネスはどのようにしてエコシステムに組み込まれ、どのようにインターフェースを確立または強化することができるのか?

私たちは研究に基づいた実践志向の教育に力を入れており、進行中の研究・実践プロジェクトに学生を積極的に参加させています。

講座責任者の紹介


連絡先

Prof. Dr. Thomas Clauß

Phone: +49 2302 926 541
Email: thomas.clauss@uni-wh.de

トーマス・クラウス教授(Prof. Dr. Thomas Clauß)は、カッセル大学で経営工学と経済学を学び、その後、ハンブルク大学でサプライヤー提携のガバナンスをテーマに博士号を取得しました。2013年から2019年まで、フィリップス大学マールブルグの助教授として、経営学、特に革新的な価値創造の概念に焦点を当てた
企業経営に関する研究グループを率いました。その後、クラウス教授は、南デンマーク大学の新製品開発に
関する准教授に就任し、さらに2020年、WIFU寄付講座「ファミリービジネスにおける企業家精神とデジタル化」の責任者に就任しました。

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